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青魚を食べましょう

日本人が魚を食べなくなったと言われて久しいのですが、魚の消費量はこの20年間で30%減少しているそうです。30代までの若年層で魚離れが著しい印象がありますが、実際は60代以上でも魚離れは深刻なようです。その理由としては、【1】価格が肉類より割高 【2】骨を取り除くなど調理に手間がかかる 【3】魚グリルを洗ったりするのが面倒 【4】臭いが気になる・・・などが挙げられます。

青魚には成人病・心疾患を予防するEPAやDHAなどの栄養がたくさん含まれていますので普段から積極的に摂取したいものです。青魚とはその名の通り背面が青い魚のことで、身近なものではマグロ・サバ・イワシ・ニシン等があります。

調理についてですが、三枚におろすのはとても面倒ですね。そんなときは圧力鍋を使うことをお勧めします。サンマやイワシは頭と尻尾を切り落とし、はらわたを取り除いて軽く茹でた後、調味料(醤油・酒・だし・みりん)を加えて圧力鍋で10~15分煮ると骨ごと柔らかくなり丸ごと食べられるのでEPA・DHAに加えカルシウムも摂ることができます。

魚の調理そのものが面倒な場合は缶詰などのような既に調理された「ファストフィッシュ」を利用しても良いと思います。私はサバの水煮缶を器に盛り、刻んだ長ネギと醤油で味つけしたり、オリーブオイルとトマトペーストと塩コショウをかけていただいています。魚は「おろしてから調理するもの」と固執せず、気軽にできる範囲で手を加えることが魚を日常的に摂取するコツだと思います。

海の幸に恵まれた日本ですが、全国的に魚介類の水揚げ高は減少傾向にあるようです。八戸市も例外ではなく、年間水揚げ高は平成20年の13万トンから28年は10万トンと減少しています。このままでは近い将来、魚の消費量がますます減少するのではと気がかりです。

【執筆者】薬局 山口 亜弥子