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「足」が「満」たされることで「満足」

「足」の骨は片足で28個、両足で56個。人間の骨は全部で約200個ですので約1/4が足部に集中しています。このことからも、足部が人間の身体の中で重要な箇所だということは容易に想像できますよね。この大事な「足」に関して、靴や靴下にまつわる知識をご紹介したいと思います。

「5本指靴下はふんばりがきくから良い?」
足の指が1本1本別々に動くので、床をつかむように歩くことができる5本指の靴下。きっと転倒防止にも良いと思って愛用されている方もいるかと思います。
足の構造学的に言うと、足の指と指の間に布が2枚ずつ入ることで、足の骨と骨との連結を引きはがすことにつながります。履き続けることによって足の骨の連結が弱くなると、足部の形が崩れて土踏まずのない扁平足になってしまうかもしれません。土踏まずというのは衝撃を吸収してくれる、足に備わっている自前のクッションのひとつです。転倒防止に良いと思って履いた靴下が、結果的に足の問題を引き起こす可能性があるのです。

「柔らかい靴は衝撃を吸収してくれる?」
靴は柔らかいものがいい、柔らかい方がなんだか気持ちがいいし衝撃を吸収してくれそう、とお考えの方は多いかと思います。これは自身の足にもともと備わっている土踏まずや踵の脂肪などの衝撃緩衝能力を甘やかしてしまうことになるかもしれません。
足の裏は地面の硬さや身体を支えるための情報を受け取る大切な部位です。柔らかい素材のものを介すと、その情報がうまく伝わらなくなることがあります。靴の中はなるべくシンプルなほうが好ましいのです。
また土踏まずの部分が盛り上がっているのもあまり良くありません。土踏まずは「土」「踏まず」でなければなりません。

身体や足の状態、目的によって、どのような靴や靴下が良いか、インソールなどのアドバイスが欲しい方は、お気軽に理学療法士までお尋ねください。

【執筆者】
リハビリテーション科 理学療法士 秋田谷 昂