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モチベーションの保ち方
こんにちは。去年に引き続きコロナ禍でストレスが溜まりやすい日々が続いていますね。そんな中、皆さんは心身のケアをどのように行っていますか? ケアの継続のためにはモチベーションの維持が必要になってきます。方法はたくさんあると思いますが、本日は継続のために私が行っている方法をお話したいと思います。
まずは「何のためにケアをするのか(目的)」を考える必要があります。ここが自分の中で固まらないと継続することが難しくなります。
私の場合は「ストレスを上手く解消し健康を保てるように」と考え取り組んでいます。しかし、意識していても調子が悪い時期もありますし、ケアが行えない日もあります。それでも継続することで、調子が悪くなる頻度や時間、痛みの程度が「安定する時期がある」と思っています。
これはモチベーションの「維持」のために「痛みを0にする!」ではなく「症状が安定する時期をつくる」と期待値を考えることで、「維持」できる確率を上げているということになります。モチベーションを「上げる」ための行動(労力)よりも「維持」するための動機付けが必要と考えています。
更にケアを食事・睡眠・運動・精神面・環境設定など多方から考えることで取り掛かることへのハードルを下げ、何か1つでも実践できたら良いと考えています。何からでも良いので探し、実践してみてください。その過程も自分の心身をいたわることに繋がるはずです。
最後になりますが、虫歯予防のために歯磨きをする様に、心身にもケアの習慣化が大切です。まずはケアの継続のために「目的・動機付け」を簡単にでも考えてみてはいかがでしょうか? コロナ禍を乗り越えるためにもいたわって過ごしていきたいですね。
【執筆者】
リハビリテーション科 理学療法士 佐々木 拳