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臨床検査技師について

皆さんは臨床検査技師という職種を知っていますか? コロナ禍の今では「PCR検査を専門とする人」と思われがちで、何をしている人達か分からないという方が多いのではないでしょうか。私は臨床検査技師として働いていますが、「看護師さん!」と呼び止められることがほとんどで、中には「けんさぎし? え? サギ師?」なんて言われたりすることもあります。

そんな薄い印象の臨床検査技師ですが、業務は幅広く様々なことをしています。今回はそんな臨床検査技師の仕事をご紹介します。業務は大きく分けると2種類あって、患者さんから採取した血液などを検査する「検体検査」と、直接患者さんに接しながら検査をする「生理検査」です。

「検体検査」は、患者さんから採取した血液の様々な成分を分析します。心機能や肝・腎機能などを調べたり、尿などを顕微鏡で観察し成分を調べたり、便や痰などに病気の原因となる細菌がいないかなど、結果を分析・評価して迅速に報告しています。

「生理検査」は、胸に吸盤のような機械をつけて心臓のリズムを見る心電図検査や、血管のつまり具合・硬さを見るPWV/ABI検査、観察する場所に機械を当てて臓器を画像として観察する超音波検査などがあります。

検査をすることはもちろんですが、使用する検査の機械が本当に正しいデータを出してくれるかチェックする作業も臨床検査技師の大切な業務のひとつで、毎日検査機械のメンテナンスや正確なデータを出してくれるかなどのチェックを怠らず、素早く報告できるようにしています。

臨床検査技師が病理医や監察医の解剖の助手をすることもあり、監察医が主人公のドラマでは、わき役ですが登場していますよ。
「看護師さん!」ではなく「検査技師さん!」と呼ばれるくらい臨床検査技師という職種を知っていただけたらと思います。

【執筆者】
検査科 松村 静香