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褥瘡(じょくそう)ケアについて

現在、私は栄養サポートチームの一員として活動をしています。チームでは医師・栄養士・薬剤師・臨床検査技師・リハビリスタッフとともに、毎週水曜日に患者様のベッドサイドへ伺い、褥瘡(長期の寝たきり等による血行不良が原因で組織が壊死した状態)の処置方法や効果的なクッションの使用方法の検討、栄養状態改善に向けた食事内容の検討などを行い、病棟スタッフへ指導しています。看護師は患者様と接する時間が多いため、できるだけ多くの情報をチームに提供し、患者様にとってより良いケアにつなげられるように心掛けています。

褥瘡の発生要因は、【1】寝たきりによる骨突出部の皮膚への外的圧力 【2】皮膚の湿潤 【3】栄養状態の低下 などが挙げられます。そのため同じ部分に圧力がかからないようにする除圧、皮膚を清潔に保つスキンケア、栄養を十分にとることを考えたケアが必要になってきます。当院のベッドは体圧分散マットレスを使用していますが、自力で体位変換ができない方には定期的に体位変換を行ったり、エアーマットを使用し除圧しています。大きかったり複数個あった褥瘡がすっかり良くなって退院される時には「達成感」と「やりがい」を感じます。

活動の中で私が特に気を付けていることは「皮膚の清潔と保湿」です。褥瘡対策の第一歩は皮膚を清潔に保つことからはじまります。そして入浴や清拭で失われた水分をスキンローションや保湿剤を塗って補い、日頃から皮膚を健康に保つことで新たな皮膚トラブルの予防につなげられると考えています。

超高齢社会を迎え、褥瘡を保有し入院してこられる方はさらに増えると考えています。今後は高齢者施設や訪問看護師の方々といった地域との連携を深め、褥瘡の予防と早期改善を目指し努力していきたいと思っています。

【執筆者】
看護部 3階西病棟 主任 浜田 真由美