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青森県が1位!
さて、何の1位でしょうか?
正解は「糖尿病」です。令和元年国民生活基礎調査で、青森県は「糖尿病」で通院する人の割合が最も多く、最も少ない県の1.5倍だそうです。
「糖尿病」とは「インスリン」というホルモンが不足したり、働きが悪くなることで、血液中のブドウ糖が多くなりすぎた状態が続くことです。「糖尿病」は早い時期に見つけて、コントロールすると合併症を防ぐことができます。そのためには、定期的な健康診断を受けて「糖尿病」や「糖尿病の予備軍」を早く見つけることが大切です。「糖尿病」と診断されたら医師の診察を速やかに受けましょう。また、「糖尿病の予備軍」と言われたら生活習慣を見直しましょう。
当院には看護師をはじめ、薬剤師、管理栄養士の青森糖尿病療養指導士が在籍しています。私は今年度資格を取得しました。現在はコロナ禍で糖尿病教室などの開催はできませんが、個別に日常生活のことなどお話できると考えています。学んだことを受診される患者様のお役に立てたいと思っています。
また、糖尿病透析予防チームの一員として活動しています。三大合併症の腎症から透析治療へと進行しないように、薬剤師、栄養士、相談員とともに、少しでも病気の進行を遅らせるために患者様やご家族に、日常生活のこと、食事、薬、社会資源のことなど、定期的にご提供させていただいています。
糖尿病治療で最も大切なことは合併症を起こさないことです。そして私たちは、患者様が健康な人と変わらない人生を送られるようにお手伝いしたいと思っています。
お気軽にお声掛けください。
【執筆者】
看護部 主任 渡辺 綾子