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低栄養に要注意

最近、体重が減ってきた、ペットボトルが開けにくいと感じるようになったなど、身体の変化はありませんか?
近年、増えている、フレイルをご存じでしょうか。フレイルとは身体的、精神的に脆弱になり、人との交流も減っていく状態で、要介護の一歩手前のことです。
低栄養はまだ病気ではありませんが、それがきっかけにフレイルが進み、寝たきりや要介護のリスクが高まりますので、この段階で改善させることが大切です。

【フレイルチェック項目】
当てはまるかやってみましょう!
思い当たる方は要注意。
該当するものにチェックしてください。

□ この半年くらいの間に体重が減った
□ 疲れやすく何をするのも面倒だ
□ 横断歩道を青信号の間に渡れなくなった
□ ペットボトルのふたを開けるのが大変だ
□ 趣味の集まりに出かけなくなった
□ 食欲がない
□ 1日の食事回数は1~2回のことが多い

1~2項目は準フレイル、3項目以上はフレイルの可能性があります。

自分自身では気づきにくい低栄養ですが、食習慣を少し意識することで改善することができます。ご飯と漬物、味噌汁だけや、麺類だけの食事をしていませんか? からだの材料となる「たんぱく質」と油脂などの「エネルギー」をしっかり摂るようにしましょう。

※腎臓病やその他疾患がある場合には、この限りではありません。主治医や看護師、また栄養士に相談しましょう。


【執筆者】
栄養課 管理栄養士 大宮 聡子