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換気と感染対策

新型コロナウイルス集団感染の共通点として、「換気の悪いところ」「人が密に集まって過ごす空間」などがあります。そして、接触や飛沫による感染経路に加えて、混雑した屋内で換気が不十分な場所では、感染者と離れていても、「飛沫核」(飛沫の水分が蒸発して乾燥し、滞空時間が長い)を吸い込むことによる、空気感染の可能性が指摘されています。
飛沫核による空気感染のリスクを低減するためには換気が有効です。風通しを良くし、室内の汚れた空気を外気と入れ換え、空気をきれいに保つことの重要性が注目されています。

■3つの換気方法
・機械換気・・・ファンなどを用いて積極的に外気を取り込む
・自然換気・・・窓などを開けて外気を自然に取り込む
・+α(プラスアルファ)換気・・・扇風機や空気清浄機を利用して流れを生み出す

当院の換気は主に機械方式です。フィルターを装備した給気装置により屋外の新鮮な空気を取り込み、院内を陽圧(屋外より気圧が高い状態)にして、各室の排気口から排出しています。
また、定期的に窓を開けての自然換気や、扇風機を利用した+α換気も併用しています。

外来は混雑時、密集しがちになります。幸い当院では南北に面した玄関が建物の中央にあることで、空気の流れが大きく効率よく換気され、淀みない空気環境を維持できています。

■エアコンについて
ほとんどのエアコンに換気機能はありません。室内機と室外機の間にある冷媒と呼ばれるガスが、空気の中にある熱を室外に排出し、冷やした空気を室内に戻す構造です。それでも空気の流れを作りますので、上記の換気と合わせることで効果は出ます。

上記のように当院では、換気を工夫し、入院治療や外来診察に安心してご来院いただけるよう努めています。

【執筆者】
用度管理課 課長 川守田 春久