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たばこ病(COPD)について

皆さん、「たばこ病」をご存知ですか?
「たばこ病」は、正式にはCOPD(慢性閉塞性肺疾患)という病名で、煙に含まれる有害物質を長い期間吸い込むことが原因で発症します。肺に炎症が起こり、肺組織の破壊が進んで、肺気腫が起きたり、気道がむくんだり、痰が気管支の中に詰まったりします。このような症状が複合的に作用して進行し、肺が正常な状態に戻らなくなる病気です。

■COPDと合併症
心臓病、糖尿病、抑うつ、骨粗鬆症などの病気を合併していると経過が悪く、死亡のリスクが高まることがわかっています。
また、COPDの増悪は、呼吸機能を低下させ、息切れや咳や痰が増強することで日常生活に支障をきたします。

■COPDの治療法
治療は、禁煙、薬物療法、呼吸リハビリテーションの3つとされています。たばこを吸っている人は、まずは禁煙です。薬物療法は気管支を広げて、空気を通りやすくして症状を改善します。呼吸リハビリテーションは、肺を動かしている筋肉などをトレーニングして、呼吸をスムーズにすることが目的です。

■COPDは早期発見が大切
まずは早期に見つけて適切な治療を受け、進行させないことを心掛けましょう。
「日本COPD対策推進会議」では早期発見を目的に、40歳以上の疑いのある人を対象に問診や肺年齢を測定することを勧めています。

息切れや咳や痰など気になる症状のある方には、受診をお勧めします。

【執筆者】
臨床工学科 山内 寿一