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謹んで新年のご挨拶を申し上げます

明けましておめでとうございます。
八戸平和病院は昭和62年11月15日の開院から37年目を迎えることができました。地域の皆様とともにここまで歩んでこれたことに、深く感謝申し上げます。

看護部では開院当初から「患者の立場にたった思いやりのある看護」を理念とし、質の高い看護を目指し歩んできました。
私は先輩部長らの思いを受け継ぎ、平成30年に看護部長を拝命し6年目になります。

この4年間は、まさにコロナウイルス感染症との戦いでした。発熱外来の開設、感染病床の整備、クラスター発生時の対応、ワクチン接種の運用等、院内体制整備のため、医師をはじめ多職種の方々と何度も会議を重ね構築してきました。当院では主に高齢の軽症者や透析患者を受け入れ、中等症や重症者は八戸市立市民病院をはじめとする地域施設と連携し対応してきました。快く受け入れてくださり有難うございました。
私自身も日々調整に追われ大変でしたが、実践を通して感染管理の知識を深めることができました。職員においても同様と自負しています。また多職種の方々との信頼関係が構築され、今後の看護管理活動に役立てることができそうです。

一方で看護の専門性を高めることを目的に、特定行為看護師の資格取得支援を行ってきました。現在3名の特定行為看護師が医師と協働しながら呼吸器の管理、気管カニューレ交換、中心静脈カテーテルの抜去などの行為を行っています。患者さんを待たせることなくタイムリーにケアできることがメリットだと思います。特定行為看護師には、多くの事例に関わることで患者ケアに貢献できるよう育成していきたいと思います。
さらに当初から目標に掲げていた認知症ケア、褥瘡予防、摂食嚥下の推進、排尿ケア、身体抑制廃止にも継続して取り組んでいきます。

今後とも八戸平和病院をよろしくお願いいたします。

 

【執筆者】
看護部 部長 佐藤 美由樹